2015年08月29日

福岡県のホンキ 

福岡県で全国初の罰則付き飲酒運転撲滅条例が施行されてまる3年。
9月21日条例改正により、よりふみ込んだ内容になります。
25273.jpg

•飲酒運転で検挙された場合
 今まで  : アルコール依存症の受診に努めなければならない。
 これから : アルコール依存症に関する診察、または飲酒行動に関する指導を受けなければならない。
(罰則は無いようですが「努力義務」から具体的な「義務」へ変更された。)

5年以内に再度検挙された場合
 今まで  : アルコール依存症の受診義務 
・・・受診しない場合、5万円以下の過料
 これから : アルコール依存症の受診命令 
・・・従わない場合、5万円以下の過料

 今まで 「受診するよう告知」→「拒否」→「受診命令」→「拒否すれば処分」
 これから 「いきなり受診命令」→ 「拒否すれば処分」ということでしょうか。

条例改正に先立ち、7月30日、飲酒運転を2度繰り返したため、アルコール依存症の有無の診断をするよう告げ、さらに今年になって受診命令を行ったが受診しなかったとして、40代女性に過料5万円の支払いを命じています。これが条例施行後初の処分でした。

福岡といえば、9年前、中道大橋で飲酒運転により3人の幼い命が奪われました。
その後も飲酒運転は減らず、平成22年は、福岡県が飲酒運転事故件数全国ワースト1位に。
福岡市では、公務員の飲酒による不祥事があいつぎ市長が「禁酒命令」を出したほど、酒とのかかわりあいの深い街です。

この条例の前文では「アルコール依存症が疑われる者には、啓発は効を奏しない。予防が重要」とうたわれています。

自分が感じるところ、役所って条例上罰則規定があってもほとんど適用しないよなあ。
それに「喫煙したら罰とか自転車放置したら罰」とか単純な罰が多い中、事が起こる前に問題の根本にふみこんだ罰則をもうけたのがすばらしい。
福岡県、本気モードです。
(カブラギ)
posted by カワダン at 21:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: