2013年10月30日

宮前での研修会

10月28日(月)宮前区役所にて、地区別酒害相談一般研修会が行われました。
テーマは「依存症からの回復と共依存症からの回復」講師は水澤都加佐先生でした。
自分なりにまとめました。

●新たな依存にならないように
今、物質依存の中で処方薬依存がもっとも多くなっている。
アルコール依存の長期離脱症状を軽くするために、眠剤や抗うつ薬などを数年処方されるうちに依存が形成されることが多い。
医療のかかえこみも問題。医療絶対では無く、回復の主体はあくまでも自分であるのだから、医療と、自助グループなどの社会的治療を上手に使い分けていくことが必要である。

●アルコール依存症のシステム
酒により引き起こされた行動や問題は、目に見える部分であり、氷山に例えるならば海面に出ている部分である。依存症の根源は、水面下の目に見えない部分(不安、恐れ、孤独感、空虚感、怒り、寂しさ、自己否定感 みすてられ不安 など)であり病気の大部分を占めている。酒をやめるということは見える部分へのアプローチであるが、重要なことは、見えない部分の回復である。

●回復の段階
  外的条件により断酒をする →
       内的条件により断酒をする →
            生きるために飲酒を必要としない

 いいかえれば、
  いいことがあっても、嫌なことがあっても酒をのんでいた →
         いいことがあってもいやなことがあっても酒は必要なくなる

そうなるには、断酒の誓いの第1章「酒に対して無力である」ことを無条件に認められることが何よりも大 事であり、断酒継続していれば「断酒の誓い」の各章がいつのまにか過去形に置き換えられるようになって いる

●自助グループはなぜ必要か
依存症は飲酒優先になる病である。そんな人間が、自分と同じようなひどい体験談を持ちながらも現在回復している人の物語を聞き、感じるなかで、問題となっているのは「私」ではなく「(考え方も含めて)依存症の私」であることに気づき、断酒することで回復できるのだという希望を持てるようになる。

例会では、正直、謙虚になれて、勇気を持てる。回復している人達の中でのコミュニケーションによって、社会生活でのさまざまなトラブルに対しても健康的な対応ができるようになる。

慢性疾患であるこの病気は、健康な人との結びつきと仲間を大事にすることで再発の防止策となる。

                                       以上

地元川崎はもちろん県内、県外の友好断酒会の皆さん、医療、行政、一般からも多くの参加をいただき、総勢87名の参加で会場は熱気に満ちあふれていました。
忙しいなか参加いただきましてみなさんありがとうございました。
(にこにこ断酒)
posted by カワダン at 20:00| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
にこにこ断酒さん、ご報告ありがとうございました。
Posted by カサハラ at 2013年11月05日 14:09
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