2014年05月19日

アルコール健康障害対策基本法(2)―――アルコール健康障害とは?

 こんにちは。高津支部の相澤です。
総会に参加された方、お疲れ様でした。

 前回に引き続き推進の集いに向けた記事を投稿させていただきたいと思います。当初予定していた3回構成を→5回構成に変更して投稿させていただきたいと思います。
前回の(1)が長い!むずかしい!と若干不評だったので、今回はより簡潔でわかりやすい記事になるように心がけます。。。

【第2回】 アルコール健康障害とは?

 今回の法律の目的が、「アルコール健康障害をで苦しむ人たちを助けること」であることはもちろんわかっているのですが、では、この法律でいう「アルコール健康障害」とはどのようなこと・人を指すのでしょうか??

まず、本法の第2条を見てみると、

(定義)
第二条 この法律において「アルコール健康障害」とは、アルコール依存症その他の多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒の影響による心身の健康障害をいう。


非常に簡潔に書かれている一方で、どことなくはっきりしないような気もします…
ひとつひとつ確認してみると

@アルコール依存症(による心身の健康障害)
これはまさしく私たちのような酒害者が該当すると思います。長期にわたる大量の飲酒で心身に障害が出てしまった依存症者のことで、入院や通院を経て断酒会・AA・施設などにつながった方々全員を指すとして問題ないでしょう。

A多量の飲酒(による心身の健康障害)
あまりピンと来ませんが、おそらく一番最初に思い浮かぶのは「一気飲み・一気飲ませ」によって急性アルコール中毒で命を落としたり治療を受けたり障害が残ってしまった方々です。アルハラなどによる健康障害もここに含まれるでしょう。

B未成年者・妊婦の飲酒(による心身の健康障害)
飲酒が心身に悪影響を及ぼしやすい未成年者・妊婦等が健康障害を引き起こした場合のことだと思います。

 といった感じでしょうか。具体的な疾患や症状はここでは割愛させていただきますが、なるほど、私たち断酒会員のような「依存症者」だけでなく、アルコールが原因で健康障害を被った人全般を助ける法律だったのです。

 ここで、アルコールでの健康障害・社会問題を防止したりその本人や家族を支援したりするさまざまな団体やプロジェクトのHPをいくつかご紹介せていただきますので、ぜひご覧ください。

・【アルコール依存症治療ナビ】http://alcoholic-navi.jp/
・【イッキ飲み防止連絡協議会】http://www.ask.or.jp/ikkialhara.html
・【ビール酒造組合 「STOP!未成年者飲酒」プロジェクト】http://www.stop-underagedrinking.com/prohibition/
・【SDD(飲酒運転撲滅)プロジェクト】http://fmosaka.net/sdd/

では、その家族はどうなのでしょうか?

(相談支援等)
第二十条 国及び地方公共団体は、アルコール健康障害を有し、又は有していた者及びその家族に対する相談支援等を推進するために必要な施策を講ずるものとする。


 とありますので、健康障害を被った本人と同じレベルでの支援・保護は受けられないかもしれませんが、この法律に家族の支援も含まれていると考えていいと思います。

 今回の法律は、

アルコールで健康障害を引き起こした人すべてとその家族(支援者)を包括的に援助する

ものであると言えます。また、同時に

アルコール健康障害を抱えるすべての人たちが団結して国や自治体を動かす

 ことが必要になってくるともいえます。各自助会や団体が、お互い牽制しあうことなく、尊重し合って基本法の推進に努めることが強く望まれます―――

長文失礼しました。今回は書いている自分でもあやふやなところが多かったので、ご意見・ご指摘などお待ちしております。
次回は(3)具体的な政策・支援はどうなるの…?
次々回は(4)基本法を運用・推進するためには…?
と順にお送りしたいと思います!では、失礼いたします。。。

相澤 玲央
posted by カワダン at 15:47| Comment(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする